【一般葬】寺歴400年、初めての寺族葬
この葬儀事例の特徴
お寺に嫁いで60年
「気づけば、常に支えられていた。」と住職。
嫁いでから60年、ずっとお寺に人生を捧げてきたお母様。
弱音を吐くような人ではなく、疲れた顔一つ見せない方だったそう。
入院してからも、自身の事より、お寺の事を優先して考えておられました。
「ありがとう。心配せずに、ゆっくり休んでください。」 そこには、お寺を守っていく頼もしい住職の姿がありました。
愛されていたお母様
持ち前の明るさで、いつも周りの人を元気付けていたお母様。
地位よりも「思いやりの心」を大事にしていた方だったので、お寺の奥様というよりは 近所のおかあちゃんのような、飾らないお人柄でとても親しまれていました。
そんなお母様に会いにお寺を訪れる方も少なくなかったそう。
住職は葬儀の日、母に会いに来られる方もいるだろうと思っておられ、 近所の方も檀家さんも会いに来られる馴染みのあるお寺で寺族葬をすることにしました。
寺歴400年という由緒あるお寺での寺族葬は初めてのことだそう。
踏み出したきっかけは、こうした「思いやりの心」を大事にしていたお母さんの気持ちを受け継いだ住職だからこその考えだと感じました。
ご葬儀には多くの人が、一目会おうと駆けつけ、 感謝の言葉を口ずさみながら送り出す方もいらっしゃいました。
【データ】
一般葬/~50人/2017年秋
火葬
新潟市白根斎場
新潟県新潟市南区鍋潟638-1